今回のモチベート・ミラーで紹介するのは「場所」です。
その場所とは、東京・西池袋にある
本と珈琲 梟書茶房（フクロウショサボウ）
この本屋さんを知るきっかけとなったのが
東京に遊びに行った友人が「プレゼント」といって手渡してくれた1冊の本からでした。
ここで質問です。
あなたは人から本をプレゼントされた事、もしくは人にプレゼントした事ってありますか？
「この本面白かったよ、読んでみて」とか
「これ…今のあなたに必要な内容だと思う」といった感じで
本の内容を知ったうえでプレゼントする事、もしくはされる事はありますよね？
私の友人はというと「本の中身を知らないまま」その本を私にくれました
えっ！？いったいどうゆうこと？って思いますよね（笑）
ここで登場するのが『梟書茶房』です。
以下の文は梟書茶房さんのホームページに書かれていたことを要約したものです
「珈琲」を愛する菅野さんと「本」を愛する柳下さんのお二人が出会い、
本と珈琲の魅力を伝えようと作られたのが梟書茶房。
梟書茶房の本には全て、ブックカバーが巻かれており本のタイトルはもちろん
作家が誰なのかも分からないようになっています。
本の数はNo.0001~No.1231とあり、本屋さんとしては数は少ないです。
そして全ての本には本の通し番号と本の魅力を伝える文章が書かれてあります。
続いてホームページの説明の中には、このようにも書かれていました。
「数冊手に取ってみれば、きっと気になる推薦文が見つかるはず。
この本棚を岩壁に見立ててクライムを始めるなら、その本は最初に指をかけるための
確かな隙間です。（中略）ふくろう文庫は知らない本と出合うための本棚なのです」
本のタイトルや作者で選べず、推薦文の言葉だけを頼りに本を選ぶ…
これって物凄く自分の「直感」を使う作業であり
もしかして自分でも気が付いていない「潜在的欲求」を知るきっかけになるんじゃ
ないかなと思いました。
「あなたの夢はなんですか？」と聞かれたらあなたは明確に答えられますか？
「あなたは何が手に入ったら自分は成功したと思いますか？」
お金？地位？名誉？漠然としている事は言えたとしても、詳細にこれと言える人は
少ないと思います。
私が52歳になってつくづく思うことは
生きている間に「自分の本当に好きな事」に出会えた人が成功者
なんだなと思います。
本来誰しもが、自分にとって本当に好きな事があるばずだと思います。
でも日々の忙しさで自分にとって好きな事・時間を忘れるくらい夢中になれる事を
忘れてしまっている人もたくさんいるんじゃないでしょうか？
この梟書茶房さんで自分の為に本を選ぶという行為は
忘れていた「自分の好きな事・自分にとって大切な事」を思い出す手がかりに
なると思います。
もし今このページを読んでいるあなたが
「自分の好きってなんだろう？」
「自分って何がしたいんだろう？」
そんな風に考えたことがあるのなら、梟書茶房さんに足を運んでみると
きっと手がかりとなる本をあなたの直感が教えてくれると思います。
私自身も梟書茶房さんに行って、自分の為の1冊と貰った本に載っている
次の推薦本の1冊、そしてこの場所を教えてくれた友人の為の1冊を
選びたいと思います。
ACCESS
東京都豊島西池袋1-12-1 Esola池袋4F
Open 10:30 Close 22:00 ( L.O. 21:30 ）
TEL 03-3971-1020
エピローグ
私が友人から貰った本がどんな本だったか気になっている人もいると思いますので（笑）
最後に私の手に届いた本の推薦文とブックカバーから出てきた本の紹介で今回の
モチベート・ミラーを締めようと思います。
1つ言える事は、私が自分で普通の本屋に入りこの本を買うこと、なんなら手に取ることさへ
なかったでしょう（爆笑）
でも、友人を通して出会ったこの本には物凄い感銘を受けました。
この本に出会えて本当に良かったと思います…ありがとう、友達
